代表あいさつ
経営理念
丸政建設の3代目として令和の時代も「人様にお役に立つ」
令和5年(2023)年12月1日、3代目代表取締役に就任した加川 和宏です。2代目の炭屋昭弘が取り組んだ東北復興・除染工事にも携わり、多くの業者様、職人の皆様と縁を結びながら、設立より60年を経た丸政建設も次世代に切り替わりました。代表が変わり、従業員のメンバーが大きく若返り、それでも変わらず残るのが経営理念です。
丸政建設の仕事を通して「人様にお役に立つ」
1. 家族に お役に立つ
2. 仲間に お役に立つ
3. 社会に お役に立つ
お役に立つとは幸福を与えることです。
この経営理念は、文言やニュアンスは若干変わりましたが、決められた当初から数十年変わらず、毎朝の朝礼で口に出し、毎月の安全協議会で復唱し、悩んだ時に立ち返ります。建設業はプロが体を張って仕事をする職人の世界。危険も多い現場です。 だからこそ、丸政建設は安全にこだわります。
「自分はケガをしない」「仲間に、ケガをさせない」
自分の身を守り、同僚が危険な目に合わないようにKY(危険予知)を行う。毎朝の朝礼でその日の作業を確認して一日「ご安全に」仕事を行う。自身の行動が良い仕事になる。充実する。そうすれば、家族へ、同僚へ、会社へ、仲間へ、少しづつ喜びや満足が「縁」になり広がっていきます。 ゼネコンの道路工事などが中心の当社では、新人をフォローしながら仕事をしています。最初は誰でも初心者です。従業員ひとりひとりが役に立つ自分を見つけだす。手元作業や雑作業から、現場でのルールを覚え、仕事の手順を教わってコンクリート打設作業や足場工事ができるようになり、クレーンやバックホウの操作に熟練していく…、人様にお役に立つきっかけは、繰り返しの仕事で必ず見つかります。
次代に残す地図に残る仕事をしたい
私たちの仕事は、普段の生活では意識もしない当然の存在、つまり
「安全」を作る仕事です。
日本では道路を歩く時、足元のアスファルトが陥没するかも、などと心配する人はあまりいないでしょう。車を運転中、トンネルや橋が壊れたらどうしよう、などと焦ることも普通はありません。けれど、この普通は日本の堅実な国民性が生み出したもの。海外では国を挙げたプロジェクトで道路やインフラが壊れる事故も少なからず起きています。水と同じように安全がごく当たり前に提供される日本。その日本の土台を支える道路や鉄道、インフラの基礎工事が私たちの仕事です。
「丸政建設は持続可能な社会を創るため、国民の安全で安心できる次世代に受け継ぐ社会資本として、公共の財産の充実と社会環境を創り出すことを目的としている」
この理念は、弊社の従業員に配布するクレドの見開き、一番目立つところに書かれています。 この言葉を胸に、日々、人を育てながらの建設工事に取り組んでいます。 街中や駅前の小さな修復工事も、毎日通う人々の役に経っています。60年間「お役に立つ」ことにこだわりつづけた会社です。
「生きがい、やりがいのある会社にしたい」
AIやドロ-ンもずいぶん普及してきましたが、それでも建設業界、特に土木工事は、まだまだ最後は人の目と人の手がモノを言う業界です。社員寮を抱える当社で働く従業員が、徐々に技能や資格を増やし、できる作業の幅を広げていく。それが社長としての楽しみでもあります。人様にお役に立つため、まずは社員のお役に立つ会社づくり、丸政建設という小さな会社に興味をもってきてくれた従業員が、大変でも、汗をかいても、充実した毎日を過ごせるようにしたい。そう思って今日も一日、無事故・安全作業を願って丸政建設は仕事をしていきます
2024年 7月吉日
丸政建設株式会社 代表取締役 加川和宏